錦江町の広報無線

しばらく前から実家に設置されている防災行政無線の戸別受信機から放送が聞こえなくなり静かになりました。
総務省の指針で老朽化した防災行政無線を電波の効率的な利用と多機能化を目指し別の周波数帯や通信のデジタル化などを推奨しているので錦江町もシステムを変更した物と思いました。
親戚の家に行ったところ、見覚えのある受信機が壁に掛けてあるのが目に入りました。受信機には「錦江町」と大きく記載されていました
その受信機は、(株)エリアトーク のASR-361RNVという型番の物で「地域コミュニティ波」を使用している物でした。
少し前に以前の受信機を持って新しい受信機が入手出来ないか相談に行ったのですが、錦江町役場では「住民票」がないと駄目との事で諦めていました。
エリアトークの方には鹿児島市内で一度お会いした事があるので電話で事情を話し相談したところ、個人でも錦江町に納入した代理店を経由し購入する事は可能との話でした。
念のため値段を尋ねてみたのですが、アマチュア無線のハンディトランシーバーが購入できる程度の金額でした。
自治体などが購入する業務用の機械なので高額なのは予想できましたが・・・。
折角なので技術的な質問を少ししてみると親切に色々と教えて頂けました。
田代支所からの放送は、周波数:367.612500MHzのアナログ波なので、その周波数が受信できるラジオ(受信機)があれば聞く事が出来ますとの事でしたので古い受信機を田代に持って来て受信してみると問題なく受信できました。
役場からの放送の他に、各集落の自治会からの放送も同じシステムから放送され専用受信機ならトーンスケルチにより加入している自治会のみの放送を受信する事が出来ますが、機能が無い市販受信機だと役場から放送される物は全て受信します。
とりあえず、田代支所からの放送は受信できるようになったので良しとしましょう。
ちなみに、地域コミュニティ無線局(地域振興波)の利用周波数などは九州総合通信局のWEBページより資料などをダウンロード出来るようです。

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